先日、発音矯正体験レッスンを受講いただいたKさまよりご感想をいただきました。
【発音矯正体験レッスンアンケート】
★Kさま(男性)
1.今回、体験レッスンにお申込みになった理由や目的は何ですか?
私の日本語、中国語が入った英語発音の改善したかった。
2.体験レッスンで、1で書かれたような点についてクリアになりましたか?
子音の弱さ、一般的な日本人より母音が強いということが明確にな
3.体験レッスンに参加されてよかった点についてお聞かせください。
上記のことがわかったので、普段から意識ができるようになりそう
4.英語に対しての気持ちの変化はありましたか?また、これから実践してみようと思ったことがありましたら教えてください。
子音をもっと大事に!と思いました。英米限らず子音は共通してい
5.朝井ともかの体験レッスンは他の方にもお勧めできそうですか?(できる場合)どんな方に特にお勧めでしょうか。
私のように母音を強い音で話している方やリスニングができないと
6.その他、ご意見ご感想などございましたらお願いします。
子音を長くと言うことは、今後頭において発音練習していきます。
K様、ご感想ありがとうございました!
Kさまはなんと中国語がご堪能な方でいらっしゃいました。
英語圏にも居住経験がおありで英語もご堪能なようでしたが、発音に独特の中国語訛りがありました。
もし英語で会話をする場で出会ったら、多分日本人だとはわからなかったと思います!
英語を話すときに、日本語より中国語の訛りが強く出るケースというのは初めてだったので、私にとってもたいへん気づきが多かったです。
そんなKさまですが、中国語をマスターしている分、通常のジャパニーズイングリッシュの方よりもよくできているところがまず1点あり、感心いたしました。
それは、「英語発声」です。
英語は、「腹式呼吸」で話す言語です。
このため、「胸式呼吸」で話す日本語と同じ発声方法だと、息の勢いが弱すぎて、子音が明瞭に発音できません。
今回、K様の場合は、この腹式呼吸が最初からとてもよくできていらっしゃりましたので、発声について修正するところは何もありませんでした。
ただ、恐らく中国語の特性だと思うのですが、子音を「強く(明瞭に)」発音することはできるのですが、それがとても「短い」と感じました。
※通常の日本人はそもそも子音を明瞭に発音できないところからスタートです!笑
英語は、子音が「長く」発音される言語であるのが特徴です。
「英語は子音に感情を込める」とも言えます。
例えば、「NO」を強調したい場合、日本人は「Noooooooo!」と言ってしまう(母音を長く発話する)のですが、ネイティブは「NNNNNNoooo!」のように発話します。
子音ですごく粘るんですね。
なので、Kさまが「気づき」として書かれている通り、1つめに「子音を長めに」という点を指摘させていただきました。
もう一点気になったのが、「母音の強さ」です。
実は、日本人でもこれはよく起こります。私自身、母音を強く発音してしまう方の人でした。
こういうケースの人は、「子音」を強く発音しようとすると、同時に母音も強く発音してしまうんですね。
例えば子音Sを強く発音しようとすると、日本語の「さしすせそ」のイメージで、Sというより、a/i/u/e/oの母音のほうを大きく言ってしまうイメージです。
そうすると、「英語らしいバランス」になりません。
このため、強すぎる母音を、あまり前に出ないように控えめにしていくような、バランス感の調整が必要になります。
今回のKさまも、恐らく中国語の影響で母音が強くなりがちでしたので、体験レッスンでは子音は長めにする一方で、母音はもっと控えめにするようにアドバイスさせていただきました。
今回、母音を弱くするという気づきができたようなので、この調子でぜひ発音を改善していっていただければと思います。
このように、発音矯正体験レッスンでは、皆様の現在の発音に関してフィードバックし、その場で発音矯正していきます。
そのなかで、実際にいくつかの子音・単語・文章で、「正しくできる」状態まで持って行きます。
なので、自分の発音をどう変えればいいかが「わかる」のです。
Kさまのように、英語の発音にお悩みの方がいらしたら、ぜひ発音矯正体験レッスンでご相談くださいね!
ご希望の方は、こちらのページよりお問い合わせください。
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